きゅうりは花が咲いてから実をつけますが、きゅうりの雄花と雌花は一体どういったものでしょうか?

調べてみました。

きゅうり 雄花 雌花 違い

きゅうりの花

きゅうりの花は雄花と雌花ともに黄色い花ですが、花の付け根がきゅうりの元となる実がついているかどうかで、雄花か雌花かと区別しています。

よって、茎の根元に花が咲いているのが雄花、花の付け根に実(小さなきゅうり)がついているものが雌花となります。

一目見てわかるようになっているんですね。

きゅうりの受粉

トマトやナスなどのナス科の野菜は一つの花の中におしべとめしべがあり、おしべに花粉がつくことで受粉し実がつきます。

しかし、きゅうりの花は雄花と雌花が別々の場所に咲きますが、きゅうりの流通している品種のほとんどが単為結果性といい、雌花に雄花の花粉がつかなくても実が大きくなるようになっています。

良い雌花を咲かせるためには?

良いきゅうりを作るためには良い雌花を咲かせることが重要になってきます。

まず、日当たりのいい場所で栽培し、肥料などを状況に応じて適切に与え、水不足にならないように育てることが必要になります。

では、雄花はどうでしょう?

野菜として栽培するには受粉は不要で雄花は役に立たないため、最近は雌花率の高い品種が多くなりました。

ただ、受粉させないと種ができないので、種取りをする場合は雄花は必要となるようです。

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きゅうりの人工授粉

カボチャやスイカは人工授粉した方が確実に実を結ぶ野菜ですが、きゅうりはどうでしょうか。

単為結果性とはいえ、栄養不足や株製の低下、乾燥などのほか、受精障害によっても発生するため、人工で授粉した方が形が良いものができると言われています。

受粉と授粉の違い

植物の受粉という漢字は「受粉」と書きますがでは「授粉」とはなんでしょう。

実は「受粉」は、おしべの花粉がめしべの花粉につくことを意味し、「授粉」はおしべの花粉を人工的にめしべの花粉につけてやることを意味します。

このような違いがあったのは知りませんでした!

まとめ

きゅうりの雄花と雌花の違いについてよくわかりました。

雌花だけで受粉する単為結果性というのもとても不思議なことだと思います。

きゅうりが育って来たら雌花なのか、雄花なのか見て楽しむこともできそうですね。

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