折角植えて収穫を待つトマト。

しかし、なんだか元気がない、実が出来ない・・・なんてことがあると思いますが、

そんな時トマトの元気のバロメーターとしてトマトの葉っぱを見るといいのです。

どういった場合トマトの葉っぱに異変が現れるのでしょうか?

トマト 葉っぱ ない 元気ない

葉っぱに現れるサイン

トマトが突然元気がないなと思ったら、葉っぱをチェックしてみましょう。

葉っぱが丸まってしまったという場合は「窒素過多」が考えられます

窒素過多になると葉っぱの軸が下に丸まってしまうのです。

窒素過多の原因は初期に基肥が多すぎたことが考えられます。

窒素過多になってしまうと樹ボケを起こしたりあまり実をつけなかったりしてしまいます。

トマトはもともと肥料があまり要らない野菜ではあります。

様子をみて肥料をやるようにしましょう。

それと似たようなことで、初期に苗を育てていた場所や管理していた場所から

育って来たからと場所を変えたりしてしまうと、

日差しが強すぎてしおれたようになってしまったりと環境によっても変化します。

トマトと水の難しい関係

トマトの葉がしおれる原因として他に上げられるのは「水」の関係です。

トマトというのはもともと降水量が少ない地域で栽培される野菜です。

そのため乾燥にはとても強いのですが、

土が完全に乾いてしまっていると水切れという症状になり葉っぱに影響が現れます

プランターなどのような場所で育てる場合は乾燥しやすくなっています。

日中の晴れ間で、プランターの中の部分まで水がない場合すぐに干上がってしまうのです。

そうなるとトマトは枯れてしまいます。

葉っぱがしおれてきたとき土の状態を確認し、

水切れであるのであれば水を十分に与えましょう。

土の中心部分にまで浸透させて水をやるようにします。

土が水を少々含んでいたとしても強い太陽光が狭いプランターなどを温めて高温となり、

蒸れたりすることもありますので、

できればプランターなどの容器は直接日光が当たらないようにします。

蒸された状態になったり、逆に水が多くなりすぎると根腐れになりかねません

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葉っぱに現れる病気のサイン

肥料や日光、水以外の原因でなんらかの病気にかかってしまうこともあります。

特徴的な症状が出やすい病気が「青枯病」というものがあります。

株全体がしおれたようになるのに、

夜になると元に戻り昼間にまたしおれるということを数日繰り返します。

この病気は薬が効かず細菌が原因の病気です。

この病気は根っこから入り込んだ細菌が原因で、

株の上部に栄養が送れなくなり葉っぱに影響が出るのです。

この病気が発病した場合、発病した株のくきを切り水に浸けます。

そして太陽光の元にさらすと断面から筋状の細菌が流れ出るのです。

この症状が現れると短期間で症状が悪化し最後には枯れてしまいます。

この他にも葉っぱに現れる病気は色々あります。

まとめ

トマトはプランターなどで育てられる手軽な野菜の反面、

水の量や肥料の量などで影響が表れてしまう野菜でもありますが、

きちんと特性を踏まえて育てると手軽に育てられる野菜でもあります。

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