野菜が「とう立ち」してしまうと、食べられる部分の栄養がつぼみに取られてしまうので、味がおちてしまいます。

せっかく頑張って育てた野菜が、とう立ちで美味しくなくなるとショックですよね・・・。

原因をしっかり押さえて、栽培時に対策を施して行きましょう。

ほうれん草 栽培 とう立ち 対策

とう立ちとは?

とう立ちとは、すごく簡単にいってしまうと「花が咲く」ことです。

特に葉菜類や根菜類でとう立ちしてしまうと、可食部の味がひどい状態になります。

ほうれん草で言えば、葉っぱが硬くなり、風味もなくなります。

場合によってはアクが強くなることもあるようです。

野菜は条件がそろうと「旬が終わった。花を作って子孫を残そう」という状態になります。

この時、花芽(はなめ、かが)が作られた後、花茎が伸びて花を咲かせる準備を行います。

この状態を「とう立ち」と呼んでいます。

とう立ちが起きると、花に栄養をドンドン届けるようになるので、結果、葉っぱなどの可食部に栄養が届けられなくなります。

とう立ちが起きてしまう原因

ほうれん草が「とう立ち」を発生させる条件にするには幾つかあるようですが、基本的には日照時間が長くなってしまうことが原因と言われています。

日照時間が1日12時間を越えると、ほうれん草が花をつける条件にひとつになるようです。

太陽の光だけでなく、高温状態が続いたり、外灯などの光が当たり続けることでも、ほうれん草が、日照時間が長くなったんだと勘違いして、とう立ちが起きてしまうこともあると言われています。

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ほうれん草のとう立ち対策

ほうれん草のとう立ちを対策するには、それほど難しくありません。

1日の日照時間を短くしてあげること、植える時期を変えてあげることです。

  • 日照時間を短くする

12時間以上、日が当たっていると、とう立ちが起きてしまうので、夕方すぎになったら、布やシートでほうれん草を覆ってあげましょう。

これだけで、実際は日が照っていても、ほうれん草が日が落ちたと勘違いしてくれます。

プランターなど小規模栽培のときは、夕方は屋内に移動させてあげるとかでも大丈夫でしょう。

  • 栽培する時期をずらす(秋まき冬どり)

秋になれば自然に日照時間は短くなり、気温も下がります。

いわゆる「秋まき冬どり」であれば、とう立ちのほか、虫害も防げる上に、寒い時期の収穫は味も良くなると言われているので、とてもオススメの方法です。

まとめ

ほうれん草の栽培は、とう立ちや気温、乾燥に気をつければ、比較的簡単にできる野菜と言えるでしょう。

しっかりと原因と対策を押さえておいて、美味しいほうれん草を収穫しましょう!

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