スーパーで野菜や果物を買うが、農薬はついていないだろうかと心配する人、あるいは匂いがすると言う人がいます。

アメリカ環境保護団体が毎年行うアメリカにおける残留農薬の多い野菜と果物の調査では、アメリカ国内のデータではあるが、イチゴやリンゴの果物とほうれん草に特に多いという報告があります。

ほうれん草では、殺虫剤が検出されています。

ほうれん草は害虫に弱いので、殺虫剤を多く使用するからです。

アメリカで検出された殺虫剤は日本でも使用されています。

ほうれん草 スーパー 農薬

スーパーで買うほうれん草には農薬がついていないか

この質問の答えは、冷凍のほうれん草以外では、基準値以上の農薬はついていないと考えてよい、ということになります。

日本で売られている、ほうれん草のほとんどは日本で栽培されたもので、農水省の検査をクリアしています。

冷凍のほうれん草は、ほとんどが輸入品で、特に中国が多く、農民連食品分析センターにおける、残留農薬の検査から、基準違反のものが検出されているそうです。

農薬の使用については、日本が産地のほうれん草も、有機JASや特定栽培農産物以外はすべて除菌剤、殺虫剤の農薬を散布されたり、除草剤を撒かれたりされています。

ほうれん草に散布された農薬は、大気中へ蒸発したり、雨や風によって流されたり、光や微生物による分解されたりして減少します。

農薬の一部は吸収されてほうれん草の体内に入り、ほうれん草が持つ酵素で代謝分解したり、ほうれん草の伸長により薄まったりします。

また、環境中に出た農薬は加水分解や微生物や光による分解により減少あるいは消滅します。

土壌の表面に撒かれた除草剤は、土壌の中で分解していきます。

これらは他の農作物と同様です。

蒸発や分解により農水省の基準を満たす形にされるわけです。

安全なほうれん草を見分ける

外見で安全なほうれん草を見分けるには、葉と茎がつやつやして、肉厚が厚く、葉が根元近くから密生したものが良いといわれています。

すらりとしたほうれん草は、化学肥料が多かったり、農薬を多く使ったりしたためと考えて良いでしょう。

根元が赤いほうれん草が安全といわれています。

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残留農薬を除去する下ごしらえ

残留農薬を心配する人は、調理前に下ごしらえをするとよいでしょう。

ほうれん草を容器に水を流しながら5分くらい漬け、その後振り洗いします。

ほうれん草を適当な大きさに切り、沸騰した湯で30~60秒茹でます。

その後、冷水で冷まし、流水で流します。

野菜用の洗剤を使うのも良いです。

まとめ

中国人は野菜を洗剤でしっかり洗ってから食べるというのが常識であるといわれているそうです。

日本人は、基準がしっかりして農家も守るというのが基本だから、残留農薬はそれほど気にしていないと見られます。

冷凍ほうれん草の農薬の基準値オーバーは、水際検査で防がれると期待するが、輸入の冷凍品には、残留農薬除去の洗浄を徹底した方が良いでしょう。

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